今回は

孔子の弟子入り

というお話をします。

 

しばらくのお時間、お付き合い願います。

 

春秋時代(しゅんじゅうじだい)とは、

古代中国における

周王朝の後半期に位置する時代です。

 

この春秋時代の

中国の思想家で哲学者でもあり

また、儒教の始祖とされる人が

皆さんもよくご存じの

孔子という人物です。

 

孔子には、実に3千人を超える

弟子がいたそうです。

 

石川勉のYouTubeチャンネル

 

孔子は、学識の非常にすぐれた学者で

いわゆる「大学者」と呼ばれ偉大な学者でした。

 

そんな孔子の弟子もまた、みんな優秀でした。

 

その中でも特に優秀な弟子に

顔回(がんかい)という弟子がいたそうです。

 

またその顔回と同じくらい

優秀な弟子の一人に

子貢(しこう)という弟子がいました。

 

ある日、孔子が子貢に尋ねました。

「君と顔回とでは、どちらが優れているか?」

 

すると子貢は、こう答えたそうです。

 

「私は、一つを学んで、

二つ先を見ることは出来ます。」

 

「ですが、顔回は一つ学んで、

十も先を見ることが出来ます」

 

子貢は顔回にとても及ばないと答えたのです。

 

「一を聞いて十を知る」

ということわざがあります。

 

優秀な人は、一つを聞けば、

十もの先を知る力がある

という意味です。

 

このことわざは、孔子と弟子の子貢との

こうした会話の中で生まれたものでした。

 

でも一番凄いのは、

子貢に対して孔子が語った次の言葉です。

 

「そうだね、私も顔回には敵わないよ」

 

孔子ほど多くの弟子を持つ大学者が、

自分も自らの弟子に敵わないと言える謙虚さです。

 

人の上に立ち、人を導き教える人は、

むしろ弟子以上に

素直で謙虚な人なのかも知れません。

 

こうした謙虚な孔子であったからこそ、

今もなお、多くの人に偉人として

尊敬され続けている

所以なのではないでしょうか?

 

リーダーや指導者と呼ばれる人には

是非とも孔子の姿勢に習い

地位や権力に奢ることなく

品位ある謙虚さを保ってほしいと思います。

 

 

今回のお話は以上です。

 

最後までお聞きくださいまして

ありがとうございました。