今回は

親を敬う心

というお話をします。

しばらくのお時間お付き合い願います。

 

現代は人生100年時代
と言われる時代です。

最後まで元気で生きることが
出来れば本当に幸せだと思います。

 

しかし、人は誰しも老いを迎えます。

 

中には寝たきりとなり、

家族や親戚、地域やサービス機関など

周りの人の援助や介護を受ける

必要が出る方もいるでしょう。

 

介護をすると言っても、

一口ではとても語れない

それは大変なことです。

 

毎日休みなく、

下の世話までされる方には

本当に頭が下がります。

 

石川勉のYouTubeチャンネル

 

私は以前、福祉関係の仕事をしたことがあります。

 

その時に体験したお話です。

 

今でもそうだと思いますが、

当時から共働きをしているご家庭が多く、

ご家庭の都合で、介護が必要になった親御さんを

施設にお願いするご家庭が増えていました。

 

私は仕事で年に数回、

地元から施設に入所される方々を

慰問しておりました。

 

訪問先の施設では、

毎日のように親御さんの様子を

見に来られるご家庭もあれば、

中には、お金を払っているんだから

と言わんばかりに、

施設に全部任せきりで、

一度も様子を見に来ないご家庭もあります。

 

様々なご事情があるでしょうから

一概には言えない部分もあります。

 

それは別としても、

入所されている方においては

自ら進んで入所される方は、

そんなに多くはありません。

 

きっと、子供たちに迷惑を掛けたくない

という思いで、仕方なく入所を

承諾される方が殆どでしょう。

 

本心では、誰だって自分の家に

最後まで過ごしていたいはずです。

 

身体が弱ったからと言っても、

決して人間としての尊厳まで

失くしたわけではないのですから。

 

これまで立派に育て支えてくれた人に対する

感謝と敬いの心を失くしてしまったら、

その人こそが人でなくなる気がするのです。

 

論語に次の様が言葉があります。

子游(しゆう)、

孝(こう)を問(と)う。

 

子(し)曰(いわ)く、

今(いま)の孝(こう)は、

是(これ)能(よ)く

養(やしなう)を謂(い)う。

 

犬馬(けんば)に至(いた)るまで、

皆(みな)能(よ)く

養(やしな)うこと有(あ)り。

 

敬(けい)せずんば、

何(なに)を以(もっ)て

別(わか)たんや。

 

現代社会では、

親に衣食の不自由をさせなければ、

それが孝行だと思われがちです。

 

しかし、それだけのことであれば

犬や馬を飼う場合と同じです。

 

もし、敬(うやま)う

という気持ちが無ければ、

両者に何の区別ができるでしょうか?

 

色んな親子関係があります。

綺麗ごとの様に

聞こえるかも知れませんが、

親への感謝と尊敬の気持ちを

どうか大切にしてください。

 

 

今回のお話は以上です。

 

最後までお聞きくださいまして

ありがとうございました。