毎日の仕事は大変ですが、我が家に帰ってお風呂の湯船につかれば、一日の疲れも取れて行きます。
そんな湯船でふと気が付いたことがあります。
湯船でお湯をかき混ぜる時、自分の方へお湯を寄せようとし引き寄せるようにしてかき混ぜると、お湯は一時的に勢いよく寄ってきますが、直ぐに横へと流れて行くように見えます。
ところが、お湯を自分の胸元から押し出すようにして混ぜると、自分の目の前にお湯が流れ込んでくるように見えるのです。
これってもしかしたら、なにやら法則っぽくないですか?
お湯をお金に置き換えてみるとどうでしょうか?
お金を稼ごうとして努力や根性で懸命にかき集めても、結局病気になったりしてお金がどんどん流れ出してしまいます。
反対にお湯を押し出すように先に世の中のためにお金を使えば、あなたに対するお礼の気持ちや感謝の気持ちとして、またどんどん自分のところへお金が戻ってくるようになるのです。
お金が欲しいと思うのであれば、自分がお金を貰うことを考えるよりも、先に誰かのためにお金を使って役に立つという思いが大切です。
こうした人の心理を上手に使ったビジネス手法があります。
「返報性の法則」と呼ばれるものです。
自分から先に顧客に対して、価値の高い情報や品物を差し上げることで、今度は自分の商品を購入してもらいやすくなるというものです。
ビジネスで成功している人は、こうした法則や心理なども上手に取り入れているのです。
法則とは誰がやっても同じ結果になるものです。
ですからとてもシンプルなのです。
うまく行かないのは、結局複雑に考えてグチャグチャにしているからだと思います。